アイスリングが冷えない?「効果ない」と感じる人がやるNG行動とは
夏の暑さ対策グッズとして人気の「アイスリング」。
首にかけるだけでひんやり涼しくなれると話題ですが、一部では「効果ない」「冷えない」といった声も聞かれます。
実は、こうした不満の多くは使い方や期待値のズレが原因になっていることが多いのです。
この記事では、アイスリングは効果ないと感じてしまう理由や、効果的な使い方・NGな使い方、さらに失敗しないためのポイントについて詳しく解説します。
この記事でわかること
- アイスリングが「効果ない」と感じる3つの理由
- アイスリングの効果を最大限に引き出す使い方
- アイスリングのおすすめ使用シーンと注意点
アイスリングが「効果ない」と感じる3つの理由
1. 室温や体温と合っていない
アイスリングは「PCM(潜熱蓄熱材)」という素材を使い、約28℃前後で自然に凍結・溶解を繰り返します。
しかし、以下のような状況では冷却効果を感じにくくなります。
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外気温が極端に高い(35℃以上)
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体温が高くなりすぎている
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リング自体が溶けきっている状態
このような環境では、アイスリングの冷却効果は弱く感じるのが当然です。
2. 凍らせ方が不十分
「常温で冷える」とはいえ、最初にしっかり冷やすことが前提です。
冷蔵庫で30分以上、冷凍庫なら15分程度冷やしてから使うのがベスト。
中には「そのまま使えると思って室内に放置した状態で使用」し、効果を感じないというケースもあります。
3. 使う場面がズレている
炎天下の屋外作業や、スポーツ中の使用に期待しすぎると、体の熱の上昇スピードがアイスリングの冷却力を上回るため、「まったく冷えない」と感じてしまいます。
アイスリングは軽い暑さ対策や熱中症予防の補助ツールとして使うのが正しい使い方です。
アイスリングの効果を最大限に引き出す使い方
事前に冷蔵・冷凍しておく
効果を引き出す基本は、使用前にしっかり冷やしておくこと。
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【おすすめ】冷蔵庫:30分〜1時間
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【急ぎの場合】冷凍庫:15分〜20分
冷凍庫でも凍らせすぎないよう注意(PCM素材の性質上、-10℃でも凍ることはありますが、冷えすぎると肌に負担)。
肌にしっかり密着させる
アイスリングは首の太い血管を効率よく冷やす設計なので、なるべく首にフィットするサイズを選びましょう。
ゆるすぎるサイズだと、熱を逃す効果が薄れてしまいます。
複数個を交互に使う
冷却時間が限られているため、真夏の外出時は2個を交互に使うと効果的。
1つを使用中、もう1つを保冷バッグで冷やしておくと、長時間の外出でも快適さが持続します。
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アイスリングのおすすめ使用シーンと注意点
効果的な使用シーン
アイスリングは以下のようなシーンにぴったりです。
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通勤・通学の移動時
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犬の散歩や買い物
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室内作業やリモートワーク
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キャンプ・フェス・屋外イベント
特にエアコンのない部屋で作業する人にとっては、首元の冷却で集中力が保てるというメリットがあります。
使用時の注意点
長時間使用は避けよう
長時間肌に密着させ続けると、冷えすぎや肌荒れの原因になります。こまめに外したり、使用時間を調整することが大切です。
小さなお子様・高齢者には注意
体温調整が苦手な人には効果が大きく出やすいため、様子を見ながら使うのが安全です。
真夏のスポーツには併用が◎
炎天下での運動には、冷却タオルや水分補給との併用で、より効果的な熱中症対策になります。
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まとめ:アイスリングの効果がないと感じる前に見直したいこと
アイスリングが「効果ない」と感じる原因の多くは、使い方や期待値のズレによるものでした。
正しく冷やし、適切な場面で使えば、首元を心地よく冷やし、熱中症の予防や暑さ対策に非常に有効なアイテムです。
もし「効果ないかも」と思っていた方も、今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひもう一度正しい使い方で試してみてくださいね。